治療の流れと費用

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治療の流れと費用

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  1. あおい矯正歯科(京都市 四条烏丸)ホーム
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矯正治療の流れ

矯正歯科治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)です。

初診

初診

初診は、お電話でのご予約をお願いします。
噛み合わせの状態や舌・唇の癖などの視診と、いくつかの問診を行ないます。現在の噛み合わせの状態、矯正治療の必要性の有無、治療に適した装置の種類と料金についてご説明させていただきます。
治療を開始するかどうかは、初診時にお決めいただく必要はありません。治療に進む場合は、次に検査のご予約をお願いしています。

検査

検査

詳細な治療計画を作成するために、レントゲン写真、口の中や口元・顔の写真、歯型などの検査を行ないます。必要な場合は、顎機能検査(あごの動きや筋肉の活動を調べます)も行ないます。痛みをともなう検査はありません。

診断結果のご説明

診断結果のご説明

検査の結果をもとに患者さまの歯や歯周組織、あごの骨、関節などの状態と、治療手順などについて詳しくご説明いたします。10ページ以上の説明文書や、レントゲン・写真のコピーもお渡ししています。検査で判明した矯正治療を行なううえでのリスクなどについても、きちんとご説明させていただきます。

治療

治療

基本的に、治療中は1ヵ月に1度のペースでご来院いただきます。成長を待つ場合など経過の観察を行なうときは、数ヵ月に1度のペースとなります。
1回の診療時間は約15~30分程度です。はじめて装置をつけるときや、口の中の装置を外すときなどは、1時間以上かかることもあります。
治療に要する期間は、噛み合わせの状態やご年齢(子供は成長に合わせて治療を行なうため長くなる傾向があります)によって異なりますが、成人の方で約半年~3年程度となります。

保定

保定

歯の移動を終えたあと、後戻りなどの防止のために取り外し可能な装置(保定装置)を一定の期間ご使用いただく必要があります。装置の調整と噛み合わせの確認のために3~6ヵ月に1度のペースでご来院いただいて経過観察を行ないます。

デジタルレントゲン・CT撮影

デジタルレントゲン・CT撮影

矯正治療では、治療開始前や治療中の必要性に応じてレントゲン撮影をします。これは歯の根やあごの骨に異常がないかを確認したり、歯列やあごの骨の位置関係を調べるために行なうもので、治療方針の決定や治療経過の確認のために大変重要なものです。
レントゲン検査なしに本格的な矯正治療を行なうことはとても高いリスクをともなうため、そのようなことは事実上不可能です。

低線量型デジタルレントゲン

低線量型デジタルレントゲン

治療上必要であるとはいえ、レントゲン撮影による身体への影響を最小限にとどめるため、あおい矯正歯科では低線量デジタルレントゲン撮影装置を導入しています。デジタルレントゲン撮影は従来の歯科用アナログレントゲン撮影と比べて1/4~1/10程度の線量で撮影が可能です。

レントゲン撮影をするうえで一番心配されるのは、レントゲン線の被ばくによる発がんのリスクではないかと思います。一度に受けるレントゲン線量が一定量(約100mSV)を超える場合については、線量に応じてがんや白血病を引き起こすリスクが上昇することが証明されています。ちなみに、日本における1年間あたりの自然被ばく量=普通に生活をしていて自然界から受ける放射線 の量は、約1mSVといわれています。
この線量は、歯科用デジタルレントゲン撮影装置では約10,000~20,000回以上もの撮影をした場合に相当しますので、実際に検査でそのような線量を受けることはありません。

CT撮影装置

CT撮影装置

CT撮影装置とは、身体の内部を輪切りのような映像で見たり、骨や歯を3Dグラフィックで表現して検査したりできる装置です。歯の角度や詳細な位置、歯の根の長さを詳細に調べるときや、歯の根を覆う骨の状態を検査するときに威力を発揮します。
患者さまによっては、歯が生えないまま骨の中に埋まっていることがあります。このような場合の治療では、とくに効果的な検査です。
CT撮影は医科で使用されるためご存知の方も多いかと思います。歯科で用いるCT撮影は、医科用CT撮影と比べて1/100以下の線量で撮影が可能です。

レントゲン撮影に対する考え方

レントゲン撮影に対する考え方

レントゲン撮影によって悪影響を受ける可能性がいかに小さくても、レントゲン写真はむやみに撮影するべきものではないと私たちは考えています。自然界から受ける放射線や、医科のレントゲン検査、飛行機へ搭乗しているときに受ける宇宙線など、ほかにも被ばく要因があるため、できることなら被ばくはないに越したことはありません。
また、低線量のレントゲン線を受けることが発がんの可能性を高めるという証拠は確かに見つかっていませんが、その反対に「関連性が完全にゼロである」ということもまた証明することができません。
しかし、レントゲン撮影は確実性の高い診断を行なうには不可欠です。歯や骨の異常を察知してリスクを回避・軽減することができるため、適切な撮影は患者さまにとって大きなメリットをもたらすと考えています。
私たちは、患者さまにとって必要と思われる検査をなるべく効果的なタイミングで行なえるように心がけています。

費用について

費用について

あおい矯正歯科では、お支払いいただく費用は原則として検査料金、診断料金、矯正料金の3つのみとなります。初診時や毎回の処置にともなう費用はありません。また、矯正料金は治療期間全体で分割してお支払いいただくことが可能です。分割金利や手数料のご負担はありません。

治療をはじめるまでに必要な費用

治療をはじめるまでに必要な費用

あおい矯正歯科では、初診(矯正相談)や毎回の処置にともなう費用はありません。
2度目のご来院時に検査を行ない、3度目のご来院時に検査結果と治療計画のご説明をします。
検査日と結果のご説明日にはそれぞれ検査料および診断料が必要となります。
検査料金(検査日=2回目にご来院時のお支払い) ・・・33,000円(税込)
診断料金(ご説明日=3回目にご来院時のお支払い)・・・25,300円(税込)
治療計画のご説明が終わりましたら実際の治療を開始します。また、それにともなって次にご説明する矯正料金のお支払いを開始していただきます。

治療にかかる費用(成人)

治療にかかる費用(成人)

治療にかかる費用は、装置の代金や毎回の処置費用、治療後の経過観察費用などのすべてを含んだ「矯正料金」としてお支払いいただきます。いわゆる処置料・調整料などの通院のたびに必要となるお支払いや、追加のお支払いはございません。
矯正料金は噛み合わせの状態やご年齢、希望される装置の種類などによって異なるため、希望される治療方針や装置が決定した時点で金額が確定します。そのため、治療の開始前に費用の総額がわかります。
矯正料金は初診時に装置の種類のご希望などをお伺いして、治療法別におおよその見積もりをお伝えすることができます。

矯正料金は、金利・手数料なしに分割してお支払いすることが可能です。分割可能な期間は、矯正治療の期間と治療後の経過観察が終了するまでの期間を合わせたものになりますので、最長で50回(4年2ヵ月)までの均等分割が可能です(金利・手数料などのご負担はありませんので、分割回数によらずお支払いの総額は一定です)。
分割する期間によって1ヵ月あたりの分割金額は1~2万円程度となります。銀行や郵便貯金からの自動振替をご利用いただけますので、毎月の通院時に分割の費用をおもちいただく必要はございません。

治療にかかる費用(子供)

治療にかかる費用(子供)

成長期の子供の治療は、小学生~中学生の最初ぐらいまでの時期(第一期)と、中学生以降の時期(第二期)の2段階に分かれます。
第一期では永久歯がすべて生え揃っていないため、主に歯の生え方や骨格の成長をコントロールする治療が中心となります。
第二期では全部の永久歯が揃うため、すべての歯に装置をつけて本格的な矯正治療を行なうことができます。

そのため、矯正料金も第一期と第二期の2つにわけて設定しています。あおい矯正歯科では第一期と第二期の矯正料金を合わせた費用は、大人の矯正料金と同程度になるように設定させていただいております。
第一期・第二期で必要となる矯正料金は、初診時にお見積りすることが可能です。
第一期・第二期の矯正料金はともに1ヵ月あたり1万円程度のお支払いに分割することができます。
なお、第一期の治療で十分に歯並びと噛み合わせが改善した場合は、第二期の治療とその治療費は必要ありません。

内容 料金
検査 33,000円
診断 25,300円

成人の治療費用総額の目安(毎回の治療費用や経過観察の費用も含む)

内容 料金
表側の器具 880,000~1,210,000円
裏側の器具(上のみ) 1,320,000~1,760,000円
裏側の器具(上下) 1,650,000~2,255,000円
マウスピース装置 990,000~1,320,000円

小児矯正治療費用総額の目安(毎回の治療費用や経過観察の費用も含む)

内容 料金
小児矯正(小学生~中学生ごろに行う治療) 440,000~605,000円

外科矯正や厚生労働大臣が定める疾患についての矯正治療費用

内容 料金
外科矯正や厚生労働大臣が定める疾患についての矯正治療 保険診療
●矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
  1. ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  2. ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  3. ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年(通院回数:18回~36回程度)を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年(通院回数:12回~24回程度)、永久歯がすべて生えそろった後に行なう第2期治療で1~2年半(通院回数:12回~18回程度)を要することがあります。
  4. ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  5. ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  6. ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  7. ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  8. ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  9. ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  10. ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  11. ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  12. ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  13. ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  14. ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
  15. ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  16. ・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  17. ・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  18. ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  19. ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  20. ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  21. ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
●マウスピース型装置「インビザライン」による治療のリスク・副作用
  1. ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  2. ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  3. ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  4. ・症状によっては、マウスピース型装置で治療できないことがあります。
  5. ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  6. ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  7. ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  8. ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  9. ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  10. ・お口の状態によっては、マウスピース型装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  11. ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  12. ・インビザラインは薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
●薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について

当院でご提供している「マウスピース型装置(インビザライン)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

○未承認医療機器に該当

薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。

○入手経路等

インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。

○国内の承認医療機器等の有無

国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。

○諸外国における安全性等にかかわる情報

現在世界100カ国以上で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けられています(2020年10月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。

●口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」のリスク・副作用
  1. ・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、マウスピース型装置(インビザライン)による治療を行なう工程で使用する機器となります。
  2. ・iTero(3D口腔内スキャナー)を使用して行なうマウスピース型装置(インビザライン)による治療は、自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。
  3. ・印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。