リンガル矯正・マウスピース型矯正

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リンガル矯正

リンガル矯正
  1. あおい矯正歯科(京都市 四条烏丸)ホーム
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リンガル矯正について

リンガル矯正について

矯正治療は歯並びをきれいにする治療ですが、ただ見た目がよくなるというだけでなく、歯磨きがしやすくなることでの虫歯予防、あごなどにかかる負担の軽減など、さまざまなメリットがあります。
しかし、矯正治療といえば歯に装着する装置をイメージされる方が多いように、見た目を改善する治療でもありながら、装置が目立つために矯正をためらうケースがたくさん見受けられます。
そうした悩みを解決するのが、装置がリンガル矯正です。従来の方法ではなく、歯の裏側に装置をつける、透明な矯正装置を使用する、といった方法で、ほかの人からは装置をつけていることを気づかれにくくしています。

舌側矯正(リンガル)

舌側矯正とは

舌側矯正(リンガル)

従来の矯正装置は、歯の表側、すなわちほかの人から見えるところに装置をつけます。これでは矯正装置が目立ってしまうため、審美性の面から矯正治療を受けることを悩む方も多くいらっしゃいます。このデメリットをクリアするのが、舌側矯正です。
舌側矯正は、歯の裏側(舌側)に装置を装着して歯を動かす治療。装置が隠れるので、ほかの人からは装置が見えづらくなり、矯正治療中かどうかもわからなくなります。他人の目を気にされている方にはおすすめの治療法です。

舌側矯正のメリット・デメリット

舌側矯正のメリット・デメリット

■メリット

  • ・矯正装置がほかの人から見えづらい
  • ・表側に装置をつけるより虫歯になりにくい
  • ・舌で歯を押し出す癖がなくなり後戻りしづらい
  • ・前歯が引っ込みやすくなる

舌側矯正は、歯の舌側に装置をつけるので、ほかの人から装置が見えづらくなります。審美性を気にされる方にはとくに大きなメリットです。また、システムの性質上、前歯が安定して引っ込みやすくなるので、いわゆる出っ歯の方にはとくに効果的な治療法です。
歯の裏側は、表側に比べてだ液の循環が早く、虫歯菌をより静菌します。また、歯の表面をカバーするエナメル質も表側より厚いので、虫歯になりにくくなっています。裏側の歯が装置によって磨きづらくなっても、丁寧に磨いていれば虫歯になりづらいといえます。そのほか、装置が裏側につくことで、舌で歯を押し出す癖が減ってきます。この癖がなくなれば、保定期間に歯が後戻りするリスクを軽減することができます。

■デメリット

  • ・従来の矯正に比べると費用がかかる
  • ・発音がしづらい
  • ・歯の裏側の歯磨きがしづらい

矯正を調整するのに高い技術を要し、かつ治療期間が長くなるため、従来の矯正に比べると費用がかかります。発音については、個人差はありますが、慣れるまでは発音しづらいことがあります。
特に、下の歯列の裏側に矯正器具をつけると顕著にあらわれます。目立つ上の歯列は舌側矯正、目立ちにくい下の歯列は表側矯正を行うことも可能ですし、上下を舌側矯正するより、費用を抑えることができます。
また、装置をつける歯の裏側は歯磨きがしづらくなりますが、これは表側矯正も同様にいえることです。一方で、歯の裏側の方が虫歯になりづらいため、矯正装置を歯の裏側に装着するのはそうした面で合理的ともいえます。

舌側矯正の治療の流れ

舌側矯正の治療の流れ
1.初診・カウンセリング

お口の中を拝見し、治療期間や治療内容について大まかな説明をいたします。ご希望やご不安につきまして、どのようなことでもお話ください。

2.精密検査・治療方針の説明

お口の中の状態を正確に把握するため、精密検査をします。診断結果から最善の治療計画を立案し、詳細を患者さまに説明いたします。治療期間は長期にわたりますので、患者さまにもご納得いただいたうえでスケジュールを立てていきます。

3.クリーニング

治療前に歯をしっかりクリーニングします。また、矯正装置の装着後は歯を磨きづらくなりますので、どのような歯磨きが効果的か指導いたします。

4.矯正装置の装着

表側矯正に比べると、舌側矯正の装置装着はやや時間がかかります。装着後は多少違和感があるかもしれませんが、そうした場合の対処についても説明させていただきます。

5.矯正期間(定期的な通院)

矯正装置をつけたあとは、1~2ヵ月に1度、定期的に通院いただきます。歯科医師が歯の移動具合をチェックし、ワイヤーの交換や調整を行ないます。

6.保定期間(定期的な通院)

歯の移動が終わり、歯並びがきれいになったら装置を外します。しかし、これで終了ではありません。歯が元の位置に戻ろうとするので、それを防ぐために取り外しが可能な保定装置をつけていただきます。また、3~6ヵ月に1度ご来院いただき、歯並びがきれいなままか確認いたします。
歯並びが安定してきたら、保定装置の装着時間を徐々に減らしていきます。

7.治療完了

後戻りがなくなったことを確認したら、治療は終了です。

マウスピース型矯正

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療(薬機法対象外)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療(薬機法対象外)

矯正治療は一般的に、金属の装置(ワイヤー・ブラケット)を歯に装着するもので、目立つし自分では取り外しができない、と思われています。そうしたイメージを変えるのが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)とも呼ばれるマウスピース型矯正装置です。無色透明に近いマウスピース型矯正装置を使った治療のため、マウスピース型矯正装置を装着していても気づかれにくく、さらに自分で取り外しができます。マウスピース型矯正装置はひとつのものをずっと使用するのではなく、一定期間ごとに変更して歯への力のかけ方を変えていきます。

マウスピース型矯正装置による矯正治療のメリット・デメリット

マウスピース型矯正装置による矯正治療のメリット・デメリット

■メリット

  • ・審美性が高い
  • ・取り外しが簡単
  • ・金属アレルギーの心配がない
  • ・虫歯の治療などを並行してできる

マウスピース型矯正装置は非金属製で、無色透明に近いものを使用するので、他人の目をほとんど気にしなくてよくなります。女性の方はもちろん、思春期に入った子供にも使いやすいといえます。
また、マウスピース型矯正装置は自分の手でも取り外しが可能です。そのため、毎日自分の手でしっかり洗うことができるので、清潔に保つことができます。ワイヤー・ブラケット装着時は歯磨きがしづらいというデメリットがありましたが、脱着可能なマウスピース型矯正装置であれば取り外して歯を磨くことができます。
さらに、ワイヤー・ブラケットによる矯正では、まず虫歯を完治しなければなりませんでしたが、取り外しできるマウスピース型矯正装置であれば、虫歯の治療やホワイトニングも平行して行なうことができるので、総合的に治療にかかる時間が解消されます。

■デメリット

  • ・長時間装着する必要がある
  • ・マウスピース型矯正装置(インビザライン)では対応できない場合がある

マウスピース型矯正装置は取り外し可能な装置ですが、基本的には1日20時間以上の装着が必要となります。食事や歯磨きなどの短い時間は外しても大丈夫ですが、つい外したくなるようなときでも装着を強いられる場合があります。
装着時間が不足した状態が続くと、治療が進まなくなるケースがあります。
また、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は複雑な歯列には対応できないシステムとなっています。マウスピース型矯正装置による矯正治療をご希望の場合も、診療結果によってはほかの治療法を提案させていただくこともあります。

マウスピース型矯正装置による矯正治療の治療の流れ
マウスピース型矯正装置による矯正治療の治療の流れ
1.初診・カウンセリング

お口の状態を見て、まずは大まかにマウスピース型矯正装置による矯正治療が可能か判断いたします。初診だけでは判断が難しい場合は、精密検査の結果を経て説明させていただきます。また、患者さまのご不安やご質問についても受け付けておりますので、どんなことでもお聞かせください。

2.精密検査・治療方針の説明

精密検査でお口の状態を正確に把握します。検査結果をもとに治療方針を立て、患者さまに説明させていただきます。治療期間や治療内容についてご納得いただけましたら、治療を開始します。

3.クリーニング

治療前に歯をしっかりクリーニングします。

4.歯型の採取

患者さまの歯型をとり、マウスピース型矯正装置を製作します。

5.矯正期間(定期的な通院)

矯正期間の間、1~2ヵ月に1度のペースでご来院いただき、歯がどれくらい動いたかチェックします。一定期間ごとに装着するマウスピース型矯正装置を変えていく必要があるので、ご来院いただいた際に適宜新しいマウスピース型矯正装置をお渡しします。治療期間中のお悩みなどございましたら、お聞かせください。

6.保定期間(定期的な通院)

歯の移動が終わりきれいな歯並びになったら、歯が後戻りしないよう保定用のマウスピース型矯正装置を装着いただきます。3~6ヵ月に1度ご来院いただき、歯の状態をチェックします。

7.治療完了

後戻りがなくなったことを確認したら、治療は終了です。

●矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
  1. ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  2. ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  3. ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年(通院回数:18回~36回程度)を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年(通院回数:12回~24回程度)、永久歯がすべて生えそろった後に行なう第2期治療で1~2年半(通院回数:12回~18回程度)を要することがあります。
  4. ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  5. ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  6. ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  7. ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  8. ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  9. ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  10. ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  11. ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  12. ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  13. ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  14. ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
  15. ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  16. ・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  17. ・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  18. ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  19. ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  20. ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  21. ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
●マウスピース型装置「インビザライン」による治療のリスク・副作用
  1. ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  2. ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  3. ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  4. ・症状によっては、マウスピース型装置で治療できないことがあります。
  5. ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  6. ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  7. ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  8. ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  9. ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  10. ・お口の状態によっては、マウスピース型装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  11. ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  12. ・インビザラインは薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
●薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について

当院でご提供している「マウスピース型装置(インビザライン)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

○未承認医療機器に該当

薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。

○入手経路等

インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。

○国内の承認医療機器等の有無

国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。

○諸外国における安全性等にかかわる情報

現在世界100カ国以上で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けられています(2020年10月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。

●口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」のリスク・副作用
  1. ・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、マウスピース型装置(インビザライン)による治療を行なう工程で使用する機器となります。
  2. ・iTero(3D口腔内スキャナー)を使用して行なうマウスピース型装置(インビザライン)による治療は、自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。
  3. ・印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。