- あおい矯正歯科(京都市 四条烏丸)ホーム
- 矯正歯科コラム
- 裏側矯正の費用について
矯正歯科コラム
裏側矯正の費用について
表側矯正と異なり、歯の裏側に矯正装置を付ける裏側矯正は他の人から装置が見えないことが最大のメリットです。
裏側矯正は表からほぼ見えませんので、仕事の都合で矯正装置を見せたくないという方など、成人した患者様はこの矯正治療を選ぶ方も多くいらっしゃいます。矯正治療は特別な疾患などを除いて原則自費治療のため費用のご負担は大きい訳ですが、それに加え、裏側矯正は器具のオーダーでの作成や矯正線の準備などで表側矯正よりも費用がかかる点にもご注意ください。ただし、外から見えやすいのは上の歯列なので、下の歯列は表側矯正で治療を行なうと費用の上昇を抑えることができます。
裏側の器具については、発音への影響の大きさにも注意が必要です。ほとんどの場合は時間とともに慣れていただけるかと思いますが、それでも発音の重要な仕事をされている方、外国語を勉強されている方には不向きです。とくに下顎歯列の裏側の器具はストレスを感じやすいため、慎重に選んでいただくことが必要です。
裏側矯正は表側矯正よりも虫歯になりにくいというメリットがあります。歯の表側よりも裏側はだ液にふれやすく、舌による自浄作用が働きやすいため、虫歯になりにくくなると考えられています。もちろん器具が見えづらい分清掃には気を付ける必要がありますが、ある程度であれば歯の裏側のだ液の分泌によって補われます。