レントゲンと放射線量について|矯正歯科コラム

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レントゲンと放射線量について

歯科治療に限らず、医療においてレントゲンは正確な診断や治療に必要不可欠な存在です。体の状態を把握できるレントゲンを利用することで、治療をより安全に進めることが可能になります。

患者様によってはレントゲン検査による被ばくを危険視、懸念される方も多いのですが、日常生活の中でも人の体は常に被ばくしています。
治療によって行なうレントゲン検査を行なったとしても、年間の自然被ばく量を大幅に増加させるほどの量にはなりません。1回のレントゲン撮影時に発生する放射線量は非常に少ないため、発がんの可能性がある被ばく線量にはほど遠く、矯正歯科で行なう撮影は範囲も狭いため、被ばく量も通常の医療で使用するレントゲン撮影よりも少なくなっています。

当クリニックでは患者様の歯の健康を第一とし、そのうえで正確に歯の状態を撮影できるレントゲンによる検査は重要であると考えているため、患者様の意思と安全を考慮して、レントゲン検査回数を最小限に抑えるように努めています。
また、妊娠している方やその可能性のある方はレントゲン撮影を控えさせていただいています。

さらに近年ではデジタルシステムを用いることで被ばく量を従来の半分程度に抑えることが可能になりました。当クリニックではこのシステムを導入しており、患者様が納得して矯正治療ができるよう環境を整えています。